DJAIKO62のアート噺

東京都内&京都の美術館で開催中の特別展・アート展について、インスタ記事としてあげたものをまとめています。

【展】特別展 小林古径 生誕130年記念 古径と土牛

12/08のサンデーZAPPA内アイコノハナシコーナーは

久々に学芸員AIKOのアートバナシ編となりました。

ご紹介したのは山種美術館で開催中の

特別展「小林古径 生誕130年記念 古径と土牛」です。

 

私は内覧会にお邪魔しました。

恵比寿から歩いて10分ほどの山種美術館へは初めてのお伺いでした。

 

日本画小林古径と、古径を心から尊敬し学ぼうとした奥村土牛の作品を展示、

二人の画風の違いや、同じものをモチーフとして描いた絵を比べたり、

繊細で美しい日本画の世界を堪能しました。

土牛の描いた「醍醐」という桜の絵(上のポスター左)は

本当にその木を見上げるような位置で描いたんだろうなぁという

距離感、迫力、そこにいるかのようなあたたかみがあり、何度も引き返して見ました。 

なんと特別展特製の和菓子です!

青山の老舗「菊家」さんと山種美術館内のCafe椿さんのコラボレーションだそう。

私がいただいた「しら雪」というお菓子は、

古径や土牛が描いた富士山の白雪と空の色を表しているそうです。

私の記憶違いでブルーとお話ししましたが、上の写真のように優しい橙色でした。


青が印象的だったのはこちらの写真左上、「うず潮」というお菓子。

全部食べたくなっちゃいますよ!

ここのコーヒーは京都のスマート珈琲さんのもの。

センスがあちこちに感じられて、美術展観賞後に余韻に浸るのもよし、

見た人と一緒に話に花を咲かせるもよし。

素敵なアート時間を過ごせると思います。

 

特別展 小林古径 生誕130年記念 古径と土牛は12/23まで開催です。

 

山種美術館公式サイト→http://www.yamatane-museum.jp/

 

DJAIKO62【Twitterhttps://twitter.com/eibunkyoyaku

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