【展】富士と桜と春の花展@山種美術館
DJAIKO62です。
先日J-wave ZAPPAサンデー内アイコノハナシコーナーでも紹介をしました、
山種美術館で3月11日から開催中の特別展
「富士山 世界文化遺産 登録記念 富士と桜と春の花」です。
富士山が信仰の対象と芸術の源泉として登録されました。
日本人だけでなく、世界中の人がその姿を見たり、
さらにはのぼりたい!と日本を訪れます。
私も新幹線の行き来で富士山が見れたときはとっても嬉しい気分になります。
縁起がいいものの象徴ともされていますよね。
初夢で一富士、二鷹、三なすびが出てくるとラッキーだと
昔からお軸の絵の題材なんかにもなっていたりします。
今回の特別展でも富士山の悠々とした絵がたくさん見られます。
時代時代の画家たちがいろんな場所で、
いろんな季節の、また、時間によって表情を変える富士山を描いてきたんだなぁと。
あの横山大観は1000点以上も富士山を描いたそうで、
「美術館を作るなら」と購入を許された作品も展示されています。
圧倒的な存在感の作品です。私も絵葉書を買いました。
さらに桜。桜の木にぐっと近寄って描いたもの、
遠くから山肌一面を染める桜の木々を描いたもの、
桜越しの月を描いた夜桜など、こちらも見ごたえがありました。
私が特に素敵だなぁと思ったのは、
春の花、たとえばチューリップやガーベラといった身近な花を描いた奥村土牛の絵。
優しい目線だなぁと。
今回も富士山をモチーフにした和菓子が館内の喫茶でいただけます。
アート散歩にぜひどうぞ。
2014年5月11日までの開催です。
山種美術館→http://www.yamatane-museum.jp/
DJAIKO62【Twitter→https://twitter.com/eibunkyoyaku】
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