DJAIKO62のアート噺

東京都内&京都の美術館で開催中の特別展・アート展について、インスタ記事としてあげたものをまとめています。

【展】ボストン美術館 ミレー展@三菱一号館美術館

学芸員DJとしてJ-waveでも特別展をよく紹介します、DJAIKO62です。

 

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J-waveで毎週日曜日朝5時からの生放送「ZAPPAサンデー」と、

毎週土曜日夜8時からの「浅田次郎ライブラリー」のナレーションを担当しています。

ZAPPAサンデーでは

一般的な映画紹介ではなく自分でいちからレビューをまとめて話したり、

学芸員の資格を持つラジオDJとして、親しみやすい美術展のご案内などの

「アイコノハナシコーナー」が好評です。ぜひお聴き下さい。

また、不定期ですが女性誌Hanakoの音楽コーナーも担当中です。

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2014/10/17から三菱一号館美術館で開催、

ボストン美術館ミレー展 傑作の数々と画家の真実 に行ってきました。

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今年はミレー生誕200年という記念の年なのです。

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↑種をまく人、

刈入れ人たちの休息、羊飼いの娘という、

ボストン美術館所蔵の3大ミレーがお出ましです。滅多にない機会です。

 

バルビゾンて?

パリ郊外の村であり、

そこに住まい日常や農村、自然などを描いた一派でもあり。

コロー、ミレーあたりはよく美術館でも見るんじゃないかなと思います。

そのテーマに深く共感をしたのがボストンの人々。

ボストン美術館にはこうして収集されたコレクションがあり、

その中でもとっておきのものが来日しているんです。

 

記憶のコラージュ

ミレーはきちんと学問として絵を学んだ人だそうです。

そして何十枚というスケッチを一枚の画面に再構成、コラージュのようにして描いたとも。

自然とも、でも自分が意識を持っていかれる対象に当てる光とも違う、

記憶全体がほわんとあったかさ放っているような、不思議な光があってね、

それは私も最後まで咀嚼はできませんでしたが、

夜が好きで、冬の自然の厳しさすら好きだったというミレーが、

どんなことを感じながら描いていたのかな?と想像するのはとっても楽しい時間でした。

 

 

アート観賞の後は…

案外アート観賞後はお腹がすきます。集中して思いを馳せるからやと思うんですが(^_^;)

三菱一号館美術館のカフェはいいですよー。

天上高くておしゃれで!明治時代は銀行の営業室だったそうです。

神戸のバンクカフェみたいな感じですね。

座席もゆったりしていてとっても居心地がいいんです。

ミレー展タイアップメニューもおいしそうでした。

リコッタチーズのラビオリが入ったコンソメ味のポトフとか(>_<)!

 

2015年1月12日までの開催です。

冬の景色にもあうだろうなぁ。素敵なアート時間を!

公式サイトはこちらから→http://mimt.jp/millet/

 

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