【展】マグリット展@国立新美術館
DJAIKO62です。
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2015年3月25日から国立新美術館にてスタート。
マグリット展へ行って来ました。
大回顧展に相応しい見応えのある点数、
よくこれだけ集まったなぁという約130点が六本木に集結。
「ぶれない」「問いかけ」「マグリットの言葉」でどっぷりひたれると思いますよー!
DJAIKO62、こう思う。
「?」が必ずしも「!」にはならないかもしれませんが、
「ねぇねぇ、ちょっと考えてみてよ。」
そんな知的意識をくすぐられるのはマグリットの絵を通した挑戦状のようにも思えて。
だからか、私はこの人の妙な世界観がとても好きになりました。
ちゃんと突き詰めないと奇をてらった物ってぶれちゃうものなんですけどね。
画家人生においてはもちろん模索の時代があるにはあるんですが、
それでも独自の世界観という意味では誰も真似できないし、オリジナルで、
かといってめちゃくちゃ難しいことしているわけでもなくて。
不思議だなぁと思っていました。そしたら、
2015/3/22の讀賣新聞にこの特別展の総合監修者であり、マグリットの研究の一人者、
ベルギー王立美術館館長ミシェル・ドラゲさんのインタビューが掲載されていて、
記事によるとマグリットは、
「最初っから売れっ子さんだったわけではなく広告デザインの仕事で生活をし、
戦後アメリカの画廊が扱いやっと認められるようになった」
というようなことが書いてあったんです。
絵はイメージ、タイトルはコピー、見る者の意識を引き付けるのはお手の物。
さらにアーティストとして「問いかけて」いたのかな?なんて感じました。
また、面白いなぁと思ったのが、絵がかきあがると友人たちが集まり、
その絵のタイトルを話し合って決めた・・・というくだり。
オーディオガイドで聞いたんですが、ちょっと想像しちゃいますよね。
作家を前に、作家を交えて、絵の答え合わせをしていく感じでしょうか?
きっと白熱した議論がかわされたんじゃないかなと。
でないと「どうしてこの絵のタイトルがこれ?」のようにはならないかと。
数量限定ですが、ベルギービール付き前売券やベルギーワッフルクッキー付き前売券も!
マグリット展は国立新美術館企画展示室2Eにて2015年3月25日から6月29日までの開催です 。
DJAIKO62
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