DJAIKO62のアート噺

東京都内&京都の美術館で開催中の特別展・アート展について、インスタ記事としてあげたものをまとめています。

【展】新印象派展@東京都美術館

DJAIKO62です。

 

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東京都美術館で2015年3月29日まで開催の特別展

「新印象派展」へ行ってきました。

 shininshouha

 

印象派って?

印象派なら聞いた事があっても「新」ってなんだろう?

何が違うの?とお思いになりませんか?私もそうです。

シンプルに言えば…「dot」「点」です。

気の遠くなるような無数の点で描かれた絵、

時期が1886年から1900年代の初めごろにかけて

活躍した作家さんたちのことを「新印象派」と呼びます。

モネやスーラ、シニャックマティスがそうですね。

点と言ってもその形も向きも様々。

描く対象や効果で工夫されているのがわかります。

1880年代はこれまでの印象派も何か変化をと工夫をした時期、

そんな中で台頭してきたのが新印象派です。

特別展ではプロローグとして1880年代の印象派が10点展示されています。

 

 

スーラ、シニャック

時代ごとにドットが変わって大きなものがあったり、

色がくすまないようにパレットの上で色を混ぜることをせず、

観賞する人の目で見た時に初めて色が完成されるということまで考えていたそうです。

色はまぜると暗い色になり、

光は混ぜると明るくなる、

この原理を知ったうえで「色の輝き」を守りたかったと言います。

スーラがいわゆる創始者とするなれば、

シニャックやクロスがそれを受け継ぎ広げた立役者。

 

画家たちの目にうつったもの、

晩年になり画家の感性で捉える色が大胆に配色されていく様子、

いずれも穏やかできれいだなと思わせてくれるものでした。

 描く題材や風景にもよるのでしょう。

 

 

音声ガイドは大空祐飛さんがご担当。こちらもぜひ。

時代を身近に感じられるエピソードやスーラの言葉など聴いてよかったと思えるものでした。

shininshouha2

 

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