池大雅展@京都国立博物館
DJAIKO62です。
都内&京都市内の美術展を仕事半分・生涯学習的意識半分でもりもり通いつつ、はてなブログでも綴っています。
今回は招待券をいただいて京都国立博物館で開催中の特別展「池大雅 天衣無縫の旅の画家」を見てきました。普段は仕事のある月曜日に京都入りするんですが今回は前日入り、ライブイベントを見てから急いでバスに乗りました。
京都駅から京都国立博物館へのアクセスはバスが断然便利!
タクシーでもそう遠くはないのですが京都市内の移動はやはりバスが便利です。乗換とか何番のバスに乗ったらいいかなどはちょっと慣れないと難しいかもしれませんが今はGoogleマップが教えてくれますからね、不安だったら乗る時に「これ○○行きますか?」と地元っぽい人や運転手さんにさくっと確かめるのも大いにありです。東京に移って早10年越えの私は毎週帰ってきていても不安で確かめます(^^;)
一日乗車券か回数券を!
京都のバスに乗るなら旅行者なら一日乗車券、人数が多かったり何度も通う予定があるなら回数券が圧倒的にお得です。私は回数券を常備していますよ。
池大雅って?
初めてその名前を聞くという人も多いでしょう。円山応挙や伊藤若冲などが活躍した江戸時代中期の京都で、与謝蕪村とともに「南画の大成者」と言われ称えられたのが池大雅です。じゃぁ南画って?となるとここはWiki先生→【南画 - Wikipedia】
感想
池大雅のここまでの規模の大回顧展は85年ぶりという機会。いわゆる「一般受けするわかりやすい特別展か?」と言われるとけしてそうじゃないかもしれません。でも、一人の作家の活動初期から晩年の代表作を順を追って鑑賞するというのは、人生の縮図を並走して見届けるような感覚もあって、池大雅の場合もノリにノッている時期がくっきりとわかるので面白かったです。妻である池玉瀾との共作も素晴らしかったですし、人柄の良さは絵や文字だけではなく本、書、資料として残っているものからもうかがい知れるという、今展企画や運営に携わったみなさんの丁寧な思いまで伝わってきたような気がしました。
パノラマ写真を見るような。
自分の見える景色いっぱい、今でいうところのパノラマ写真のような広さを持つ絵の数々には時代を超えた旅気分を作者目線でも体験できるんじゃないかなと思いました。こんな仙人の住みかみたいな景色、見た感動を描けるってシンプルにすごいことです。
大好きなトラりんにも会えました!
訪ねた日が偶然週末だったこともあり、タイミング良く京都国立博物館のマスコットキャラクターのトラりんのグリーティングにも遭遇できました!私は京都タワーのたわわちゃんと同じくらいとても好きです。ユーモアもあるし、かわいいし、挨拶も全力で(笑)。こういう時は子供たちのグリーティングが終わるまで順番を待って、私もウキウキとご挨拶。バリエーションが増えたという名刺ももらい、外の大きな看板の前でツーショットまで撮るチャンスがあり、「じゃぁ私は今から池大雅を見てくるね。」とサヨナラのご挨拶をしたら、振り返っても振り返っても館内に私が入るまでずっと見送ってくれました。心をつかまれます(笑)。かわいい!
↑ほら、何度振り返っても☆ありがとう!トラりん!
↓インスタでアップした写真です。どうぞ。
最近人気が急速にアップしているイケメン・トラりんからはこんなお願いも。
トラりん登場時のお願い | 京都国立博物館 | Kyoto National Museum
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池大雅 天衣無縫の旅の画家 | 京都国立博物館 | Kyoto National Museum
◆お知らせ
☆Hanako.tokyoでアートコラムを書くことになりました。次回のアップも近日!
☆TVCMの声を担当しました。記事から動画も見られます。
DJAIKO62(学芸員DJ)
2016年4月よりαステーションFM京都にて生放送担当中!月&火曜の16時~18時、Kyoto Air Loungeです。radikoプレミアムで全国からお聴きいただけます♪
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