【展】世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々@パナソニック汐留ミュージアム
学芸員DJのDJAIKO62です。
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↑パナソニック汐留ミュージアムはパナソニック汐留ビルの4階。
ビル内は撮影禁止ですが、ミュージアム前のここだけはOK。
美術展を見に来た思い出を撮影できます。
今回は2016年1月16日から3月21日まで開催の特別展、
「世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」
を見に行きました。
お庭が素敵なお家
憧れちゃいますよね。庭って、本当にお手入れが大変だと思います。
訪れてみると手入れが行き届いているかどうか、すぐにわかってしまいますよね。
東京に住んでいると「ベランダすら狭い。」という環境の方も多いはず。
私もハーブを何鉢か育てている程度ですが、水やりや間引き、
風の強い日に倒れないようにしたり、寒さ対策をしたり…とやはり育てている感覚はあります。
なのでお庭の広いお家、こだわりのあるお家の手間を考えるとすごいなぁと。
私は花や自然を描いたもの、
その自然に憩う動物や人が描かれた絵がとっても好きです。
自然の色の鮮やかさにハッとさせられると同時に穏やかな気持ちにもなります。
キュー王立植物園は18世紀半ばに開園、
22万点ものボタニカル・アートを収集する世界有数の植物園です。
世界遺産、と特別展の名前にあるように2003年にはUNESCOに世界遺産として登録されています。
今展はイングリッシュ・ガーデンにまつわる人々を軸に、
約150点が来日しています。
アロマの演出
エントランスを入るとふわっとアロマのいい香りが!
ゼラニウム、ローズ、ユーカリなどをブレンドし、特別展期間中アロマ・香りでもおもてなしです。
華やかな香りの中にもすっきりとした清々しさを感じられ、
イングリッシュ・ガーデンにいざなわれるかのようで心躍りました。
↑植物園の温室を思わせるような斬新で心地のいい会場デザイン。
代官山や湘南のT-SITEを手掛けるクライン ダイサム アーキテクツによるもの。
(※プライバシーの配慮のため、学芸員さん以外のお顔にはモザイクをかけています。)
↑みどころの1つ。ダーウィンの直筆資料も!ランの花の鉛筆スケッチです。
そのお隣に展示されているジョアンナ・ラングホーンの「ダーウィンの土手」も
本当に美しくて、「≪ダーウィンの土手≫のためのコラージュ」と見比べながら、
随分と長い間絵の前で楽しみました。
ボタニカルアートが、「白いキャンバス・白い背景に描くこと」や
「原寸大で描くこと」などというルールがあることもお話下さり、
なるほどよく見てみたら、根や葉脈、部分図や断面図など
細部まで丁寧に観察したことにも気づかされました。
写真とはまた違い、季節を越えた成長を一枚の絵に納めるのも絵ならではです。
↑植物をモチーフにしたテキスタイルはインテリアやファブリックにも。
庭から室内へ。より身近に触れられるものとしても取りいれられていったんですね。
28の日には♪
2(ニ)8(ワ)の日=庭の日限定でプレゼントもあるそうです!
1/28、2/8、2/28、だけではなく、
3/3のひなまつりと3/8(ミツバチ)の日には
出品作家レイチェル・ペダー=スミスさんによる限定のぬり絵がもらえます。
展示されているボタニカルアートを見ていると、
私もそうだったんですが、絶対に絵を描いてみたくなるんです(*^_^*)
いきなりお花のスケッチは難しい…でもそんな創作意欲をぬり絵に、
思い思いの色を塗っていくなんて素敵なアイデア!と思いました。
大人のぬり絵って流行っていますよね、本もたくさん出ています。
私もいただいたぬり絵にチャレンジしてみたいと思います。
場所を1階にうつして…
版画家 杉山啓子さんの空間演出 「ボタニカル・アートのある暮らし」
憧れちゃいますね!
なかなか普段ショールームへ行くことは無いので、楽しかったですよ!
※写真は全て内覧会時に特別に許可をいただいて撮影したものです。
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