東京都美術館 メトロポリタン美術館展 大地、海、空-4000年の美への旅
東京都美術館ではじまった、メトロポリタン美術館展に行ってきました。
よくある「〇〇美術館展」のようなものを想像していましたが違いましたね。
今回は「自然」がテーマの主軸にあり、ぶれません。
見どころはやはり日本初公開のゴッホの糸杉。
墓地などに植えられることが多かった糸杉は
人に生命の終わりをイメージさせるといいますが、
ゴッホは自身の代表作でもあるひまわりのような存在にしたかったと言います。
それは、生と死として対極にある存在として描きたかったのか、
真逆のイメージの中に同じようなものを見出していたのかは解釈もそれぞれ。
ゴッホは自身の代表作でもあるひまわりのような存在にしたかったと言います。
それは、生と死として対極にある存在として描きたかったのか、
真逆のイメージの中に同じようなものを見出していたのかは解釈もそれぞれ。
大きな作品ではありませんが、存在感はすごかったですね。
自然って、都会で暮らしていると、
せいぜい電車の外に広がる景色とか、ビルの窓から見る風景とか、
頑張っても大きな公園で目にするもの・・・ですよね。とても近い。
スマホとか小さな画面から広がる世界というか情報は無限大なのに、
作家が記憶に残したいと主張した、厳選された情報が描かれた絵と対峙していると、
より自然が際立って見えるような気がするんです。
あぁ、こんなに壮大な自然、目にしてない・・・というよりも見ようとしていないかもと。
ヨセミテの風景とか良かったなぁ~。
133点が来日です。NYやっぱり行きたいわ~。
2012年10月6日から、来年の1月4日まで開催。
東京都美術館、メトロポリタン美術館展 大地、海、空-4000年の美への旅 ぜひどうぞ。
※公式サイトは→【こちらから】