日本橋高島屋 バーナード・リーチ展
先日FM横浜Re:wind内アイコバナシで、
学芸員アイコのアート話編としてご紹介しました。
東京 日本橋の高島屋さんで8月29日水曜日から開催しています、
バーナード・リーチ展に行ってきました。
バーナード・リーチさん、
イギリス人のご両親をお持ちで、香港で生まれ、
日本にもとても縁のある陶芸家さんです。
小さいころは関西にも住んでいらっしゃったそうですよ。
今年はバーナード・リーチさんの生誕125年の節目、
東と西、日本の文化と西洋文化の架け橋となった巨匠としての顔、
日本の文化・陶器に魅せられて夢中に制作した努力家な一面、
民芸運動にもかかわりが深い一面、その人生を作品と共にたどることが出来ます。
展示会でよくあるドキュメンタリー映像を拝見しましたが、
リーチさんは、美しさの中にある、使いやすさも大事にされた方だそう。
コーヒーカップであれば、飲む時に口当たりはどうか?など。
確かに普段使いの食器の中でも気に入ったものは、
デザインもそうですが、使い勝手が良かったりするものが多いかと思います。
日本が大好きで、日本人からも愛されたリーチさん、
人柄も伝わるような、実直さ、まじめさ、穏やかさ・・・
丁寧に一つずつ作品を拝見しながら、ゆっくりと過ごしたい時間がありました。
長く付き合っていける食器と出会いたいなと思いましたね。
2012年9月10日まで。ぜひどうぞ。→高島屋さんお知らせページ
DJAIKO62 (→ツイッター@eibunkyoyaku)