DJAIKO62のアート噺

東京都内&京都の美術館で開催中の特別展・アート展について、インスタ記事としてあげたものをまとめています。

サントリー美術館 おもしろびじゅつワンダーランド展

FM横浜のRe:windという17-19時の洋楽番組の中で、
毎日18時半ごろからアイコバナシというコーナーがあります。
学芸員アイコのアート話や映画、時事ネタ、流行、ファッション・・・
あれこれその日の気分で話しているのですが、
美術展や映画はもちろん、取材も喋ることも、
ちゃんとDJAIKO62本人が考えています。
原稿をよんでいるんじゃないんですよ。

 

そんなわけで先日ご紹介したうちの一つが、
六本木のミッドタウン4階、サントリー美術館で8月8日から開催中
「おもしろびじゅつワンダーランド展」
内覧会に行ってまいりました。

 

日本美術というと、ちょっと敷居が高いなぁ、
漢字が10個ほど並んだ作品名・・・読み方すら難しいなぁ・・・
そう感じられる方も多いと思います。
かくいう私もオンエアで喋る時やブログに書く時は、
間違いが無いように調べて確認を必ずしますし、
頭にすいすい入っていくかというとなかなか・・・難しい。

 

お父さんお母さんも、子供に「これなに?」と質問されても、
いいところを見せられないかも・・・そんな心配はご無用!
子供目線で一緒に学んで楽しめると思いますよ。
きっと日本美術に興味を持ってもらえる最初の一歩になる!はずです。
今回の展示会は、アート展と言うよりもワンダーランド。体験型の美術展。

 

国宝 浮線綾螺鈿蒔絵手箱、
もちろん国宝ですし、箱をパカッとあけて見る機会はありませんが、
手の込んだ工芸品、美術品は、細部内部にも息をのむほどの手間がかけられています。
ふたの裏側に描かれた草花を、プラネタリウムのように天井に投影して、
スモールライトで箱の中に迷い込んだかのようにその模様を見上げたり、

 

洛中洛外図屏風に緻密に描きこまれた京都の街並みを、
タッチパネル上でタッチ!拡大したり、注釈が出たり、

 

デジタル端末を使って、鍋島をデザインしてみたり・・・

 

体験を通じてみる美術はいつもよりも身近な存在に感じましたよ。
楽しかった~!

 

中学生以下は無料で、
2012年9月2日までサントリー美術館で開催です。

オフィシャルサイトは→こちら(概要やクーポンページもありましたよ。)

 

DJAIKO62
*フォローしてね☆→DJAIKO62ツイッター