ブリヂストン美術館 ドビュッシー展 音楽と美術 ー印象派と象徴派のあいだで
先日、FM横浜Re:wind内アイコバナシでご紹介しました、
ドビュッシー展、とってもとっても見ごたえがありました。
アイコバナシでもたびたびご紹介してまいりました、
大好きな美術館、ブリヂストン美術館の特別展です。
今年はじめ2月から6月はフランスのオランジュリー美術館で行われていたもので、
監修は、オルセー美術館の館長さんがつとめていらっしゃいます。
Re:windを好きで聴いてくださっている方には興味深い展示もありましたよ。
FM横浜のロゴ、マークわかりますか?なみしぶきでFMってなってるの。
それのベースになっているのが(多分ね)、
葛飾北斎の富嶽三十六景 神奈川沖浪裏。
なんとドビュッシーは自身の「海」という作品の楽譜の表紙に
この北斎の絵をモチーフに使っています。
La mer(海)というフランス語のタイトルと、
錦絵に着想した絵が共存した表紙、面白かったなぁ。
そして、海にちなんで壁などがブルーなのも、
とっても重厚な雰囲気があって素敵ですし、
いつもはオーディオガイドを借りない人も、
今回はぜひ!おすすめです。
ドビュッシーの音楽を聴きながら名画を楽しめるなんて!
新鮮で、かつ、優雅なひと時になること間違いないです。
音楽の事を表現するときに、時に絵が見えるように、
想像力を掻き立てられることってありますよね。
印象派~象徴派と呼ばれる画家たちも、
ドビュッシーの音楽にインスピレーションを受けたり、
逆にドビュッシーも、絵や、画家たちから大きく影響を受けたんやろうなぁ…
気づくと絵の前で、オーディオガイドの音を聴きながら、
当時の様子に思いをはせている自分がいました。
↑これ、なんだかわかりますか?
ショップで売られているものなんですが、ただのバッヂじゃありません。
イアホンをさすところがあって、なんとドビュッシーの曲が
聴けるんですよー!テンションあがりました。
ドビュッシー展は2012年7月14日~10月14日まで
ブリヂストン美術館で開催です。ぜひどうぞ。
DJAIKO62
オフィシャルサイト
http://debussy.exhn.jp/