【展】円朝幽霊画コレクション@全生庵さんへ
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2015年8月も暮れ、円朝幽霊がコレクションを見に千駄ヶ谷へ。
谷根千エリア、良いですよねー、情緒があって都会過ぎず昭和の雰囲気も色濃い。
毎年8月に約50幅あるという三遊亭圓朝さんの集めた幽霊画が公開されているそうで、
今年は東京芸術大学美術館で「うらめしや~冥途のみやげ展」にコレクションの半分が、全生庵でもう半分が展示されていたので
「はしごしてみたよ。」というファンも多いでしょうね。
不思議なことにそれほど恐ろしくおぞましいゾクゾクするものは無く、
強い強い思いがかすかにその存在感をこの世に浮かび上がらせている様子が絶妙に描かれていて、何とも不思議な感じでした。
まぁ広ーいお部屋に一幅だけ飾られていたらちょっとこわいかもですが、所狭しと20幅以上並ぶので非現実感はあったかもしれません。
床がぎぃぎぃと歩を進めるたびに音を鳴らすので、ちょっとリアルすぎやしませんか(^_^;)と思いながらでしたけどね。
私は鈴木誠一の雪女図が特に印象に残りました。鈴木其一の次男です。
赤い実がなる植物の奥にぼやーっとシルエットのように浮き上がる雪女。
その赤とシルエットのコントラストが血の通ったものとそうでないものを表しているような気もして。
見逃してしまった人はまた来年!
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