DJAIKO62のアート噺

東京都内&京都の美術館で開催中の特別展・アート展について、インスタ記事としてあげたものをまとめています。

【展】ルオーとフォーヴの陶磁器@パナソニック汐留ミュージアム 

学芸員DJのDJAIKO62です。

 

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2015年4月11日から6月21日まで開催

「【展】ルオーとフォーヴの陶磁器@パナソニック汐留ミュージアム」に行ってきました。

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プライベートです。

 

しみじみ、アーティスト同士のケミストリーを感じる。

1900年代初頭 のフランス、「フォーヴの画家」とよばれた画家たちが居ました。

ルオー、マティスヴラマンク…1905年のサロン・ドートンヌで受けた批評に由来すると言います。

フォーヴ=野獣とはよくいったもので、激しく荒々しいタッチ、色彩が特徴です。

 

そんな彼らが画商ヴォラールの誘いでパリ近郊にあるアンドレ・メテの工房に通うように。

釉薬が陶磁器にもたらす艶や光、質感などにアーティスト心も刺激されたんじゃないかと想像します。

メテが用意する皿や壺をキャンバスに、立体的で大胆な、

時に表からも裏からも楽しめるような作品をのこしました。

 

シンプルに見えて実はいくつもの工程があったり、

壺や陶器の立体性、カーブが絵に絶妙な奥行きを持たせていたり、

また、キャンバスだと直線や四角のフレームというイメージがありますが、

まるい作品の中に描かれる世界は、

輝きや艶もあいまってか、私はふと女性の身に着けるブローチのような、女性的な華を感じたりもしました。

 

何より、日本でもおなじみのマティスブラマンク、ドラン、ルオーが陶磁器に描いていたなんて!

約5年間の間に集中して制作され、日本ではほとんど所蔵が無いそうです。

フランスからおでましの約70点に会いに汐留へぜひ!どうぞ。

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