【展】ルオーとフォーヴの陶磁器@パナソニック汐留ミュージアム
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2015年4月11日から6月21日まで開催
「【展】ルオーとフォーヴの陶磁器@パナソニック汐留ミュージアム」に行ってきました。
プライベートです。
しみじみ、アーティスト同士のケミストリーを感じる。
1900年代初頭 のフランス、「フォーヴの画家」とよばれた画家たちが居ました。
ルオー、マティス、ヴラマンク…1905年のサロン・ドートンヌで受けた批評に由来すると言います。
フォーヴ=野獣とはよくいったもので、激しく荒々しいタッチ、色彩が特徴です。
そんな彼らが画商ヴォラールの誘いでパリ近郊にあるアンドレ・メテの工房に通うように。
釉薬が陶磁器にもたらす艶や光、質感などにアーティスト心も刺激されたんじゃないかと想像します。
メテが用意する皿や壺をキャンバスに、立体的で大胆な、
時に表からも裏からも楽しめるような作品をのこしました。
シンプルに見えて実はいくつもの工程があったり、
壺や陶器の立体性、カーブが絵に絶妙な奥行きを持たせていたり、
また、キャンバスだと直線や四角のフレームというイメージがありますが、
まるい作品の中に描かれる世界は、
輝きや艶もあいまってか、私はふと女性の身に着けるブローチのような、女性的な華を感じたりもしました。
何より、日本でもおなじみのマティス・ブラマンク、ドラン、ルオーが陶磁器に描いていたなんて!
約5年間の間に集中して制作され、日本ではほとんど所蔵が無いそうです。
フランスからおでましの約70点に会いに汐留へぜひ!どうぞ。
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