【展】進化するだまし絵II Visual DeceptionII
DJAIKO62です。
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J-waveで毎週日曜日朝5時からの生放送「ZAPPAサンデー」と、
毎週土曜日夜8時からの「浅田次郎ライブラリー」のナレーションを担当しています。
ZAPPAサンデーでは
学芸員の資格を持つアイコがわかりやすい切り口で美術展を自ら取材して紹介したり、
最新映画をチェック!一般的な作品案内ではなくちゃんと自分でレビューをいちからまとめています!
「アイコノハナシコーナー」が好評です。ぜひお聴き下さい。
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渋谷 bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の特別展、
進化するだまし絵II Visual DeceptionIIを見てきました。
大盛況につき第二弾!
2009年に行われただまし絵展は、
巡回展も含めて75万人を超える動員があったそうです。
その感想として多かったのが「面白かった!」という素直なもの。
アート鑑賞をして、感想を述べるというのはなかなか難しいと思います。
受ける印象は当然違いますし、好きな絵、画家、時代、テーマなども多岐にわたる中で、
一般的には小難しい印象のあるアートを単純に「面白かった」という切り口で
企画をした着眼点はただただ素晴らしいと思いました。
遊び感覚でどんなだまし絵と出会えるかな?というワクワク。
図録や写真、WEBで見るだけでは到底わからない、
会場に行って初めて「おお!」という驚きがある作品がいっぱい。
特にパトリック・ヒューズの広重とヒューズという作品は不思議な凹凸や奥行きがあり、
種も仕掛けも構造もすぐにわかるんですが、
やっぱりそのトリックとしての見え方には驚きを隠せません。
絵に描きこまれたトリック、
壁にかけることでまるで棚がそこにあるかのように見えるものから
鏡に映りこんだランダムなオブジェが見る角度によってグランドピアノに見えたり・・・・など、
親子や友達と言ってもほんまに楽しいなぁって特別展でした。
必見!木の鏡!
特に私が夢中になったのが・・・「木の鏡」です。
壁一面にモザイクのように規則正しく並べられた木のピースが、
前を通る人の影に合わせるかのようにシルエットを描き出すんです。
ちょっとレトロな目覚まし時計のような、時刻が変わるときにパタパタと数字が動く、あんなイメージ。
前に立って手を振ると、木の片はその陰のとおりにパタパタ-と動き出します。
もうこれが楽しくて楽しくて!
どうなってるんやろ?というのは解説を読みながら自分の目で確かめてみてくださいね。
お得なチケットもチェック!
会社帰りや夜の来館がお得なナイトミュージアムチケットなども!
ぜひ公式サイトをチェックしてください。
2014年10月5日までの開催です。ぜひどうぞ。
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