【展】国立西洋美術館 ラファエロ 行ってきました!
本日、3/2(土曜日)から開催のラファエロ展!
上野の国立西洋美術館へ行ってきました~。
名前は誰もが知っていますよね。
今から500年ほど前にイタリアで活躍した画家です。
その絵は非常に人気がありどこの美術館も
「世界中からラファエロを見にうちに来るんだから貸し出しは・・・」と(言ったかどうかは推測ですが)、
約20点も借りられる機会はそうめったに無いそうです。
見どころはポスターにもなっていますが「大公の聖母」という名前の一枚。
大公・・・と名前がついているのは、
この絵の持ち主であった フェルディナンド3世が亡くなるまで自分の寝室に飾り大事にしたことから。
1984年に行われたという調査でわかった、
黒地の背景に塗り隠されてしまった室内の様子や景色の X線写真も展示されています。
価値を高めるため、そして、オリジナルよりも時間がたった時代のトレンドが
盛り込まれたものだということを知ることができます。
下描きも一緒に来日しているんですが、
しっかりと目線がこちらへ向けられた、 意志の強さのようなものにはっとさせられ、
「大公の聖母」では一転、伏し目がちに描かれているのですが、
優美さの中の「母の強さ、覚悟」を根底に秘めた絵なのでは?
と勝手ながら感じたりしました。 皆さんはどんなことをこの絵の前で思うのでしょうか。
-さあ、日本初、待望の"ラファエロ展"へ。-
2013年3月2日~6月2日まで開催です。
特別展、詳しくは公式サイトへ【こちらから】