DJAIKO62のアート噺

東京都内&京都の美術館で開催中の特別展・アート展について、インスタ記事としてあげたものをまとめています。

【展】アール・ヌーヴォーのガラス展 デュッセルドルフ美術館ゲルダ・ケプフ・コレクション@パナソニック汐留ミュージアム

学芸員DJのDJAIKO62です。

 

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パナソニック汐留ミュージアムで2015/7/4-2015/9/6まで開催の特別展

アール・ヌーヴォーのガラス展 デュッセルドルフ美術館ゲルダ・ケプフ・コレクション」

へ行ってきました。

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女性はみんな好きだと思うなー。

乙女心を持つ男性もきっと好きだなー。

もう、これってひとえにコレクターだったゲルダ・ケプフさんの審美眼のなせるわざ。

「あぁ、きれいだなぁ。」とうっとりしてしまうそんなディテールや色、

ガラスだからこそ実現可能な透明感や、その透け感を活かした技巧の数々…

逆に透け感をあえて曇らせたような質感や、和を思わせる装飾やモチーフなど

ゲルダさんの目線で一点一点うっとりしながらため息をついてしまうようなコレクションです。

彼女のコレクションはデュッセルドルフ美術館に寄贈されたのですが、

今回の特別展はドイツ国外で初となるまとまった形での展示となります。

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入り口入ったところからため息。はぁ~、きれい~。テンションあがります。

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↑チューリップのかわいらしいこと!

グリーンの濃淡と赤のコントラストがまるでアクセサリーのよう!

デズィレ・クリスチャンデザイン。

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アール・ヌーヴォーというとおそらくガレが一番有名で、

もちろん今特別展でも点数的には多いのですが、

個人的にはドーム兄弟にぐいぐぐ心を持っていかれました。

長男のオーギュストと弟のアントナンが経営とアート・ディレクションを分担して発展。

もちろんガレの事も意識していたというから、

才能ってライバルの存在がお互いを高めあうというのは本当だなぁと。

ゲルダさんはドーム兄弟がまだ無名時代からコレクションしていたとのこと。

 

透明で涼しげで心躍るガラス工芸ですが、

その製造過程は熱さとの戦い。

美術館入り口の横で映像が見られるので、

見てからご覧になるといいかも!?と思いました。

 

私は図録をお家でぱらぱらめくってまた心躍らせています。

本物のガレやドーム兄弟は持てないけれど、

透明感があって華やかなアクセサリーが欲しいなぁと思ったり、

ガラスの花瓶にちょっと花をいけてみたいなぁと思いついたり、

間違いなく日々の生活が少し明るく色鮮やかになる特別展ですよ。

  

※館内の写真は内覧会時に申請、許可をいただいた上で撮影したものです。

休館日などの確認は以下公式サイト内特別展案内ページからどうぞ。

入館料割引特典もありますよ。

http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/150704/index.html

 

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