【展】特別展 鳥獣戯画 京都高山寺の至宝@東京国立博物館 平成館
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2015年4月28日からいよいよスタート、
「特別展 鳥獣戯画 京都高山寺の至宝@東京国立博物館 平成館」を見てきました。
↑大好きな佐々木蔵之介さんのオーディオガイド!穏やかで素敵でしたよ。
うさぎちゃんやかえるさんたち。
私も前に高山寺に行った時にトートバッグを買ってしばらく愛用していたんですが
今今っぽいグッズや日用品に切り取ってもしっくりとかわいらしいキャラクター達。
よくお茶を飲む器に何のゆかりもないだろう高山寺とかウサギとかがプリントされてあるのを
はて?と思ったことってありませんか?そのくらいポピュラーな存在です。
もともとは鳥獣戯画の甲乙丙丁巻からなる国宝の巻物の中に描かれたもの。
中でも一番有名なのが甲でしょう。おなじみのウサギやカエル、猿たちが擬人化されて描かれています。
乙は牛や犬、獅子や獏、キリン、龍などの霊獣が。
丙には甲にも見られる擬人化した動物や、囲碁や刀剣を楽しむ人々が親しみやすくコミカルに描かれ、
丁は儀礼祭礼を同じくユーモラスに。どれもかわいい!
前期(2015/4/28-5/17)・後期(2015/5/18-6/7)とわかれていて、
鳥獣戯画の4巻も前半は前期、後半は後期に展示があるので心して私も後期に行く予定!です。
チケットの半券はとっておきましょう。後期に割引を受けられますよ。
鳥獣戯画だけじゃない!
そう、今回は有名すぎる鳥獣戯画がフィーチャーされて当然だと思うのですが、
この絵だけでも特別展の主役になり得るものだそうです。
義湘絵のお話がこれまたドラマチックで胸が締め付けられそうになります。
義湘は善妙という女性と出会い一目惚れされるのですが、断って仏道へ。
そんな義湘を追いかけるものの、彼らは船で旅立った後、一歩遅かったんです。
それを嘆き悲しんだ善妙は、渡すはずだった供物を海へ投げ、自分も身を投げてしまうんです。
善妙はその姿を龍に変え、荒れた海で危険にさらされていた義湘の乗った船を守ったという話。
切ない!そして一歩間に合わなかった善妙が転がり泣き悲しむ様子はもう、
「ちょっと待ってあげてーな!」って言ってしまいたくなるほど。
この義湘絵は前期の公開。ぜひ、見ていただきたいです。
また善妙の姿をうつした重文のお像は前後期通しで展示があります。
高山寺ゆかりのお宝もずらりお目見え。つかの間の京都への旅気分になるかもしれません。
お土産も充実
↑コラボのおみやもいーーーっぱい!かわいいのでついついグッズも買ってしまいます。
↑美術展めぐりをしている人におすすめ!美術展の手帖に思い出を記録して。
↑確かに待ち時間は長い事が多いです。特に人気の甲は2時間近く待つことも。
でもその価値がある特別展。2015年6月7日まで。
図録も非常に力の入った見ごたえのあるものです。
この機会にしかまとめられないものでもあるのでおすすめです。
※館内の写真は許可をいただいて撮影をしています。
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