歌川国貞展@静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫美術館へ行くのは初めて!現在開催中の歌川国貞展へ。
見どころはインスタにまとめました。
インスタに上げきれなかった写真をどうぞ。
当時の人は写真のようにして楽しんでいたんだろうなぁと想像ができますよね。スタイリングや髪型、小物に至るまでそれはそれは詳細緻密です。これが版画と言うのもすごい世界。インスタにも書いていますが生え際の髪、きものの柄、線も色も手描きで足しているのではなく別刷り、多色刷りです。折帖に仕立てられているので保存状態もとびきり良いです、鮮やかです!単眼鏡をお持ちの方はぜひ。何時間でも見ていられます。
↑左:江戸八景ノ内 上野、右:星や霜当世風俗(待合)
↑芝居町新吉原風俗絵鑑(幕間)(車引き)(舞台裏)(浅間ケ嶽)
↑誂織当世島(左:くわえ楊枝)(右:金花糖)
美人は現代よりもちょっと面長ですね。金花糖、好きな一枚です。
※いずれも前期2018年2月25日までの展示です。
ちょっと遠いけど行く価値のある美術館
美術館や博物館って割と東京はアクセスがいいですよね。駅から地上にでなくても移動できちゃうところすらあります。静嘉堂文庫美術館は都内の美術館の中でもアクセスのハードルはちょっと高め。二子玉川まで行き~、
バスに揺られ~、そして歩いて~と、美術館に行くというよりは、知人のお宅に伺うような感じでした。でも、行く価値がある!やっぱりあるところにはある!という素晴らしいコレクションを楽しめます。晴れた日には遠くに富士山も見えるそうです。美術館の方も「朝見られると縁起がいいなと一日気分がいいです。」とお話しされていました。
静嘉堂文庫美術館とは
三菱の創業者として知られる岩崎彌太郎の弟で、第二代の社長・岩崎彌之助、その息子で第四代社長・岩崎小彌太、父子2代の蒐集品を収蔵・展示しているそう。ここにはあの曜変天目もあります!(今展では展示はありません。2018年は次回の展覧会「酒器の美に酔う」での展示が予定されています。)
限定で便利なバスも運行
土曜・休日、静嘉堂文庫美術館、五島美術館、世田谷美術館同時開館日のみの運行の便利なバスも!これは嬉しいです。詳しくは東急バスのページをチェック!
後期の展示は2018年2月27日~3月25日までです。休館日などは公式サイトで確認をしてからお出かけください。
※ 展示室内の写真はすべて内覧会時に特別に許可をいただいて撮影したものです。転載や引用、また画像への直リンクやまとめサイトなどでの使用は一部・全体に関わらずお断りします。
DJAIKO62(学芸員DJ)
2016年4月よりαステーションFM京都にて生放送担当中!月&火曜の16時~18時、Kyoto Air Loungeです。radikoプレミアムで全国からお聴きいただけます♪
*****
Instagramは食べ物お仕事系多めです。→【こちらから】
Twitterぜひフォローしてくださいませ。→https://twitter.com/eibunkyoyaku
*****
お仕事に関するお問い合わせ、他は【こちらのリンク】からお送りください。
ファンメールへの個別の返信は行っておりません。